音と光と建築が響き合う一夜。「SAGA Global Roots Music」10月16日、市村記念体育館で開催

SAGA Global Roots Music -市村記念体育館-
音と光と建築の交差点

Photography: Kanade Hamamoto

世界各地に息づく音楽のルーツを辿る「SAGA Global Roots Music」が、2026年10月16日(金)、佐賀市の市村記念体育館で開催される。

昨年、ブライアン・ブレイド&ザ・フェロウシップ・バンド、ピーター・バラカンを迎えて開催された「SAGA Global Roots Music」。第2回となる今回は、日本のモダニズム建築を代表する建築家・坂倉準三が手がけた市村記念体育館を舞台に、「音と光と建築の交差点」をテーマとして開催。音楽と光、そして建築が響き合う空間の中で、世界の文化のつながりを辿る。

第一部には、ブロードキャスターのピーター・バラカンが登場。トーク&DJを通して、世界各地の音楽とその背景にある文化を紹介する。

第二部では、「東洋と西洋のルーツ・ミュージック」をテーマにコンサートを開催する。

出演するのは、宮古島に古くから伝わる唄を受け継ぐ與那城美和と、コントラバス奏者・松永誠剛によるプロジェクト「Myahk Song Book(ミャーク・ソング・ブック)」。宮古島の古謡を起点に、土地の記憶と現代の音楽を結び直す。

さらに、ジェームス・ブラウン、ポール・サイモン、フランク・シナトラ、ポール・マッカートニーら数々の音楽家と仕事を重ね、日本でも長年活動を続けるアメリカ出身のピアニスト/アレンジャー、デイヴィッド・マシューズが出演する。

異なる土地と時代に育まれてきた音楽が、坂倉準三の建築空間の中で出会う。

当日は写真家・濵本奏が撮影を、佐藤円が照明を担当。演奏だけではなく、光と空間を含めた一夜限りの体験をつくり出す。

300席限定。

開催概要

タイトル SAGA Global Roots Music -市村記念体育館-
音と光と建築の交差点
開催日時 2026年10月16日(金)
17:00開場/18:00開演
会場 市村記念体育館
佐賀県佐賀市城内2-1-35
チケット 一般 5,000円(全席自由)
学生 2,500円
※300席限定
※未就学児入場不可
※学生チケットをご購入の方は、入場時に学生証をご提示ください。

チケットお申込みフォーム
https://form.run/@SAGAGlobalRootsMusic

出演 第一部|トーク&DJ
ピーター・バラカン

第二部|Concert
デイヴィッド・マシューズ(ピアノ)
與那城美和(唄)― Myahk Song Book ―
松永誠剛(コントラバス)

撮影:濵本奏
照明:佐藤円

お問合せ SHIKIORI
info@shikiori.net
主催 SHIKIORI
協力 佐賀県
一般社団法人佐賀県文化観光連盟(佐賀県アーツコミッション)
ROOMS

PROFILE

ピーター・バラカン|Peter Barakan
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。現在はフリーのブロードキャスターとして、テレビやラジオを中心に幅広く活動している。2013年、第50回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」を受賞。著書に『Taking Stock どうしても手放せない21世紀の愛聴盤』『ロックの英詞を読む~世界を変える歌』『わが青春のサウンドトラック』『魂(ソウル)のゆくえ』など多数。コンピレーションCDの企画・監修も手がける。自身が監修する音楽祭「Peter Barakan’s LIVE MAGIC!」や、上映作品の選定を行う「Peter Barakan’s Music Film Festival」などを通して、世界各地の多様な音楽を紹介し続けている。
與那城美和|Miwa Yonashiro
沖縄県宮古島市出身・在住。母の影響で小学4年生頃から三線を弾き始め、1995年より琉球古典音楽野村流伝統音楽協会・与那覇寛仁氏に師事。2008年、琉球新報社主催古典芸能コンクール最高賞。2009年、琉球古典音楽野村流伝統音楽協会教師免許取得。宮古民謡のライブ活動を行うほか、島内で制作されるさまざまな音源に囃子やコーラスとして参加。2009年に宮古島の古謡を歌ったことをきっかけに、その研鑽と継承にも力を注いでいる。2013年にCD『宮古島を唄う―かなすあ~ぐ Favorite Songs―』をリリース。2016年には松永誠剛とのMyahk Song Book『Longing』を録音。「Peter Barakan’s LIVE MAGIC! 2017」への出演やポーランド公演などを通して国内外で注目を集める。南アフリカのカイル・シェパード、スイスのコリン・ヴァロンら各国の音楽家からも支持され、失われつつある宮古の唄を現在へと伝えている。
デイヴィッド・マシューズ|David Matthews
1942年、アメリカ・ケンタッキー州生まれ。シンシナティ音楽院、イーストマン音楽院を経て、1970年代にジェームス・ブラウン・バンドのアレンジを担当し、ニューヨークでの本格的な音楽活動を開始した。以降、フランク・シナトラ、ポール・マッカートニー、ポール・サイモン、ビリー・ジョエルら数多くのアーティストのアレンジを担当。日本では1984年に「マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)」、1989年に「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ(MJO)」を結成するなど、長年にわたり活動を続けてきた。2018年にはエディ・ゴメス、スティーヴ・ガッドとともにアルバム『Sir,』を発表。2022年には、アメリカ統治下の沖縄で歌い続けた齋藤悌子とのアルバム『Teiko Saito meets David Matthews – A Life with Jazz -』をリリースし、大きな反響を呼んだ。
松永誠剛|Seigo Matsunaga
コントラバス奏者/作曲家。1984年、福岡生まれ。17歳の夏をボストンの音楽院で過ごし、その後ニューヨークでマシュー・ギャリソン、コペンハーゲンでニールス・ペデルセンのもと楽器を学ぶ。これまで南アフリカからインドまで世界各国で演奏を行い、エンリコ・ラヴァ、ティグラン・ハマシアン、カイル・シェパード、ダン・テファー、山下洋輔らと共演。宮古島の古謡との出会いをきっかけに世界各地の古謡の研究を始め、與那城美和との「Myahk Song Book」、ポーランドのマニュハ・ビコントとの「IMA SONG LINES」など、「音楽の考古学」をテーマとした活動を展開している。写真家・上田義彦、大鼓・大倉正之助とのコラボレーションのほか、沢木耕太郎原作『凍』のラジオドラマ、オダギリジョー監督作品『ある船頭の話』の映画音楽などにも携わる。2022年には『Teiko Saito meets David Matthews – A Life with Jazz -』をプロデュース。現在は福岡の古民家SHIKIORIを拠点に、世界中から訪れる人々との対話を重ねながら活動している。