【5月31日より開催】『アンデルセンの童話１』刊行記念
陶芸家・結城美栄子展覧会

『アンデルセンの童話１』（茅花舎）の刊行を記念して、女優で陶芸家の結城美栄子による展覧会を東京・西麻布のRainy Day Bookstore&Cafeで5月31日より開催します。

1960年代からテレビドラマや映画を中心に数多くの作品に出演し、その幅広い演技で高い評価を受けている結城美栄子。女優業と並行して1984年より本格的に始めた陶芸活動では、ホテルなどの公共施設に作品が展示されるほか、美術館に収蔵されるなど、個人の愛好家のみならず多方面から高い支持を集めています。

本展は、今年3月刊行の『アンデルセンの童話1』（茅花舎）を記念したもの。同書は、戦後の混乱を生きる子どもたちの豊かな成長をねがって、数多くの童話の翻訳を手掛けた言語学者・矢崎源九郎によるアンデルセン童話の訳に加えて、かねてから童話をモチーフとした作品を制作していた結城の作品を挿画として収録したシリーズの記念すべき第1弾です。

展示では同書に収録された陶彫作品を中心に、新作を含む約20作品を並べるほか、結城とミュージシャンの猪野佳久による朗読＆音楽イベントなども予定しています。ユーモアあふれる結城の陶彫作品がいざなう新たなアンデルセン童話の世界に触れに、ぜひ足をお運びください。

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PHOTOGRAPHY: OOTSURU TAKESHI