『MODE 2024』で体感する世界の実験音楽

ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクション「33-33（サーティスリー・サーティースリー）」の主宰するイベントシリーズ『MODE 2024』が、6月1日から6月9日の9日間にわたり東京で開催される。

『MODE』は、実験音楽やオーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するというテーマのもと、2018年にロンドンでスタートした。

翌年2019年に第2回目を開催して以来しばらく休止していたが、昨年開催地を東京に移し、約4年ぶりの復活を果たした。さらに、日本を拠点に実験的なアート/音楽プロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ「BLISS（ブリス）」が昨年に引き続き「33-33」と共同で企画を行い、全4プログラムの構成で8組のアーティストが出演する。

出演アーティストには、DiorのAutumn-Winter 2022-2023のショーミュージックを担当した初来日のBendik Giske（ベンディク・ギスケ）をはじめ、一昨年にLEMAIREとコラボレーションしたTomaga（トマガ）のパーカッショニストValentina Magaletti（バレンティーナ・マガレッティ）や、数々の大物アーティストとのコラボレーションなどで注目を集めるOkkyung Lee（オッキュン・リー）など錚々たる顔ぶれが集結。世界各国から高い評価を受けるアーティストによる刺激的なパフォーマンスに注目だ。

^{Bendik Giske}

^{Valentina Magaletti}

^{Okkyung Lee}

パフォーマンスプログラムに加え、6月8日と9日には日本モダニズム建築を代表する建築家・吉村順三が、日本のピアノ界、クラシック界の功労者であるピアニスト・園田高弘のために建てた邸宅「伊藤邸（旧園田高弘邸）」で音楽体験を楽しめるホームリスニングプログラム「SOUND CEREMONY」も開催される。

普段では味わうことのできない貴重なこの機会にぜひ足を運んでみては。
『MODE 2024』の詳細は以下をチェック。