『大長編ドラえもん』シリーズを起点として、あらためて藤子・F・不二雄の「すこし・ふしぎ」な世界観を紐解く86ページの保存版特集(SWITCH 11/20発売)

雑誌『SWITCH』は11月20日発売号にて藤子・F・不二雄を特集します。
『パーマン』『キテレツ大百科』など誰もが知る作品を描いた国民的漫画家、藤子・F・不二雄。
数々の名作を生み出した彼の最大のヒット作『ドラえもん』は、1970年から連載がスタートし、テレビアニメ化、劇場アニメ化もして今なお大人から子どもまでを魅了し続けている。

SWITCHでは、プロデビューから46年にもおよぶ長いキャリアの中から、作家人生をかけて取り組み、劇場映画の原作として描かれた『大長編ドラえもん』シリーズを起点として、藤子・F・不二雄の「すこし・ふしぎ」な世界を紐解く冒険へと誘います。


「のび太の海底鬼岩城」の冒頭16ページを含む、17作におよぶ『大長編ドラえもん』シリーズの中から厳選した珠玉の名場面の原画を多数掲載

幼児誌や学年別学習雑誌での連載から始まり、単行本化やアニメ化によって大ブレイクした『ドラえもん』。1979年から放送スタートしたアニメの成功を受け、翌春に劇場映画の公開が決定。その原作として『大長編ドラえもん のび太の恐竜』が描かれた。

その後、映画のシリーズ化されることが決定し、毎年春に公開される映画のために、藤子・F・不二雄は『大長編ドラえもん』の新作を生み出していった。「のび太の宇宙開拓史」「のび太と鉄人兵団」「のび太のアニマル惑星」など、本人が関わったシリーズ17作の中から、名シーンの原画を精選。

そして来年2月27日に公開される『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』の原作より冒頭16ページの原画を特別収録。






藤子・F・不二雄作品に関わりや影響を受けたクリエイター9名のインタビューも

『のび太の宝島』『のび太の新恐竜』で脚本を担当した映画監督・映画プロデューサーの川村元気、藤子・F・不二雄トリビュートにも作品を描き下ろした漫画家の大童澄瞳、ダウ90000主催の蓮見翔、『100年ドラえもん』シリーズの装丁を手がけたブックデザイナーの名久井直子、2005年よりアニメ『ドラえもん』でスネ夫役を演じてきた声優の関智一、映像ディレクターの依田伸隆、TVアニメ『ドラえもん』などで脚本を手がける脚本家の伊藤公志、ファッションブランド「アンリアレイジ」デザイナーの森永邦彦、テレビプロデューサーの佐久間宣行へのインタビューを掲載。

現在それぞれのジャンルの第一線で活躍するクリエイターたちが『大長編ドラえもん』をはじめとする藤子・F・不二雄作品から得たインスピレーションや、作品の魅力を語ります。

さらに11月より新原画展『大長編ドラえもん のび太の海底鬼岩城と冒険のひみつ展』開催中の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」も紹介。

作者の少年時代からの興味と関心や、描いてきた多くの作品が礎となり生まれた、漫画家人生の集大成と呼べる『大長編ドラえもん』の軌跡を辿り、現在のカルチャーに影響を与え続ける藤子・F・不二雄の作品世界を86ページという大ボリュームであらためて紐解く保存版特集です。ぜひご期待ください。




中綴じ付録『大長編ドラえもん』オールスターキャラクターステッカー(全18点)付き!


SWITCH Vol.43 No.12
特集:特集 『大長編ドラえもん』と藤子・F・不二雄のSFワールド


1,650円(税込)