ティグラン・ハマシアン、5年ぶり来日ツアー決定。10月13日(金)すみだトリフォニーホール

Tigran Hamasyan, musician, Venice 2022.

ジャズ、ロック、クラシック、アルメニア民謡、エレクトロニカ等の音楽を吸収しながら唯一無二の創造を続けるピアニスト、ティグラン・ハマシアンが約5年ぶりに来日。ジャズやミュージカルの歴史的な楽曲に新たな生命を注いだ最新アルバム『StandArt』の音楽世界を、参加メンバーのハリシュ・ラガヴァン(ベース)、ジェレミー・ダトン(ドラムス)と共にライブで繰り広げる。過去と現在を結び、未来へとつなぐアコースティック・ジャズの響きをご堪能ください。

【出演者】
ティグラン・ハマシアン(ピアノ) Tigran Hamasyan(p)
ハリシュ・ラガヴァン(ベース) Harish Raghavan(b)
ジェレミー・ダトン(ドラムス) Jeremy Dutton(ds)

【ツアー日程】
10月9日(月・祝) 京都音楽博覧会2023
10月11日(水) 高崎音楽祭
10月13日(金) Blue Note Tokyo 35th presents JUNKO ONISHI Solo & TIGRAN
HAMASYAN “StandArt” In Concert at Sumida Triphony Hall

【プロフィール】
1987年、アルメニア北西部の都市・ギュムリ生まれ。3歳からピアノを始め、6歳で音楽学校に入学。ロックに熱中すると共に、10歳から同郷の名手バハグン・ハイラペティアンにジャズ・ピアノを師事した。「セロニアス・モンク・コンペティション」をはじめとする数々のコンクールで優勝し、2006年に初アルバム『World Passion』を発表。2013年リリース作品『Shadow Theater』は、米国のウェブサイト“オール・アバウト・ジャズ”で「民族性とモダニズムをバランスよく取り入れた独創的な音楽」と称賛された。以降も、デスメタル~マスロック的な音作りに臨んだ『MockRoot』、ルーツのひとつであるアルメニアの古典音楽に新たな光を当てた『Luys i Luso』、ピアノやヴォイスを駆使したソロ・アルバム『An Ancient Observer~太古の観察者~』等の話題作をリリースし、2019年には俳優 オダギリジョーが長編初監督を務めた映画『ある船頭の話』のサウンドトラックも担当した。最新アルバム『StandArt』では、チャーリー・パーカーの楽曲やブロードウェイ・ミュージカルの人気ナンバー等、1920年代から50年代にかけてアメリカで誕生した旋律の数々を題材に、アコースティック・ジャズの新世界を開拓。今回の来日ツアーは、この作品を軸に繰り広げられる。