
7月20日発売の雑誌『SWITCH』は今年4月13日、享年35歳で逝去した、ラッパー/ビートメイカー/プロデューサーとしてヒップホップの歴史に大きな足跡を残したJJJを特集します。
JJJは、FEBB、KID FRESINOと結成したヒップホップグループ・Fla$hBackSの一員としてデビューし、2014年よりソロアーティストとして活動。3作のアルバムを発表し、親交の深いアーティスト達へのビート提供や客演でも常に独自の存在感を放っていました。JJJが辿ってきた道を振りかえり、彼の音楽にあらためて向き合う62ページの保存版特集です。
アーティスト、スタッフなど総勢41名にアンケートを実施。それぞれが語るJJJの作品と素顔とは
制作やプライベートの交流を通じて支え合ってきたアーティストと、音源、ライブ、MVなどのさまざまな場面で関わりのあるクリエーター/スタッフに「JJJとのコラボレーションの思い出」や「思い入れの深いJJJの作品」を訊ね、それぞれの思い出から、多くの仲間たちに支持されるその人柄や、プライベートの様子が垣間見えるだけでなく、作品にかけた思いや、制作に関わってきたからこそ伝えられる楽曲の魅力などを語ります。
3人の写真家、安藤政信/三浦大輝/cherry chill will. によるフォトストーリー
地元川崎からアジアへと飛び立つJJJを写した同郷の先輩である安藤政信。知床半島と伊豆大島の自然に身を浸す姿を捉えた三浦大輝。結成間もないFla$hBackSの結成から現在までの写真を撮ってきたcherry chill will.。三者三様のフォトストーリーを掲載。JJJの活動においてターニングポイントとなった瞬間を振り返ります。

さらに、JJJのリリックが描いた土地、JJJが見ていたであろう景色を撮影。地元川崎の「多摩川」や「川崎大師駅」を安藤政信が写真に収め、やがて川崎を離れ、東東京に居を移したJJJの東京での足跡を三浦大輝が辿ります。

Fla$hBackS結成、ソロアルバムなどの楽曲制作で得たもの。その過程で出会った仲間たち。JJJの軌跡を辿る
1989年9月に神奈川県川崎市の工場が密集する臨海部で生まれ育った一人の少年が、いかにしてヒップホップの歴史に大きな足跡を残す存在になったのか。2013年、今や伝説的グループであるFla$hBackSの結成から、ソロ活動への移行後にリリースされた3枚のソロアルバム『Yacht Club』『HIKARI』『MAKTUB』を軸に、ラッパー/ビートメイカー/プロデューサーとして、数々の名作を生み出してきた軌跡を辿るドキュメントを掲載。楽曲制作を通しての出会いと別れ、内面と向き合うことで言葉に魂を宿す、JJJのオリジナリティ溢れる表現やサウンドが誕生するまでを紐解きます。
世代や出自を超えた友情やリスペクトの念が関係を繋ぎ、多くの仲間たちに愛され続けているJJJ。彼が生み出した色褪せることのない作品や、その軌跡を辿る全62ページの特集です。ぜひお手にとってご覧ください。
