5月22日より「矢口高雄追悼展」が石森章太郎ふるさと記念館で開催

 
日本中に釣りブームを巻き起こした釣り漫画の金字塔『釣りキチ三平』。その作者として知られる漫画家・矢口高雄の追悼展が、宮城県の石森章太郎ふるさと記念館で5月22日より開催される。

1969年のデビュー以降、ふるさとを題材に自然と人との関わりを作品を通して描き続けてきた矢口高雄。自然とともに生きる魅力的なキャラクターたちのドラマや美しい野山の描写、作者自身の経験にも基づいた技術的描写は多くの人々に影響を与え、その作品は今なお世代を超えて愛されている。

本展では画業50年を迎えた2020年、81歳で逝去した矢口の約半世紀にわたる軌跡を言葉や作品を通して振り返る。また、愛用品の数々やスケッチ・ラフ画、漫画家や著名人らによる追悼色紙なども展示する。それら貴重な資料に加えて、会場である石森章太郎ふるさと記念館との関わりなどを通し、改めて漫画家・矢口高雄の実像に迫る内容となっている。

矢口高雄作品の漫画やアニメーションに慣れ親しんだ方はもちろん、これまで触れたことのないという方も、ぜひ足を運んでもらいたい。

 
また、7月15日発売のCoyote No.74の釣り特集では漫画家・矢口高雄をフォーカスした特集ページを掲載。『釣りキチ三平』に描かれた矢口の視点を手がかりに、釣りという行為の魅力、そして自然と人の暮らしのあり方を今改めて見つめ直す。こちらもぜひお楽しみに。
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イベント 矢口高雄追悼展
開催期間 2021年5月22日(土)-7月11日(日)
9:30-17:00
9:00-18:00(7月)
休館日 毎週月曜
(月曜が祝日の場合は翌平日)
会場 森章太郎ふるさと記念館
宮城県登米市中田町石森字町132
観覧料金 大人 700円/中高生 500円/小学生 200円
備考 *同展終了後の7月17日より「石森章太郎・矢口高雄 二人展」を開催予定
お電話でのお問い合わせ 0220-35-1099