HaaT AUTUMN WINTER 2021/22

日本やインドの伝統的な技法を取り入れ、服をつくる原点であるテキスタイルを軸とした「ナチュラルな素材」を大切にしているHaaT。今シーズンは「双面性- DUARITY-」をテーマに、表裏で着用可能なデザインや、テキスタイルが生み出す陰影、そして時間軸で捉えた3つのラインで、現代の生活にフィットする新しい服を提案している。

All Photographs by Yuriko Takagi

MILLED FUR TOUCH

二種類のウール糸を使用し、強縮絨をかけ仕上げした肌触りの良いニット。明るい配色が特徴で、20年以上取り組んでいる山形のニッターによって編まれている。
Knit: ¥55,000 Cardigan: ¥69,300

TWEED ORGANIC COTTON

高品質なウールの産地として有名な尾州にて、熟練したつくり手が織り上げた風通組織のリバーシブルの羽おり。表面にナチュラルトップカラーのウール糸を、裏面は生成り色のオーガニックコットンを使用。素材の凸凹した表情感を生み出すために織ったあとに縮絨をかけている。コットンとウールの縮絨する時間が違う差を読みきり、思い通りの表情感に仕上げる技はまさに最高水準の職人ならではの手腕。ところどころに加えたハンドステッチから温もりを感じる。リラックス感ある羽おりは着脱がしやすいフォルムが特徴で、ジェンダーレスに着れるデザイン。匠の技にブランド独自の視点を加え出来上がった、特別な一着。
Poncho: ¥187,000 Jacket: ¥107,800

KANGRI TOTE

インドの職人の手仕事により作られる伝統的な三角形の装飾と直線的なステッチを施したトートバッグ。エコロジカルな哲学や、伝統的な手仕事が豊かに息づくインドでのものづくりをHaaTは大切にしている。
Tote bag: ¥38,500

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