監督マーティン・スコセッシ、主演ティモシー・シャラメ。ブルー ドゥ シャネルの新キャンペーンフィルムを特別に先行公開

FIND YOUR BLUE, FIND YOURSELF

シャネルから、一本のキャンペーンフィルムが届いた。映画界の巨匠マーティン・スコセッシがメガホンを取り制作されたシャネルのメンズ フレグランス「BLUE DE CHANEL(ブルー ドゥ シャネル)」のこの映像は、“キャンペーンフィルム”というより“短編映画”と呼ぶにふさわしい。ブルー ドゥ シャネルが2010年に誕生した時の最初のキャンペーンフィルムを手がけたスコセッシが、再びブルー ドゥ シャネルの世界と対峙することとなった。

主演ティモシー・シャラメ、監督マーティン・スコセッシによるブルー ドゥ シャネルのキャンペーンフィルム

スコセッシは本作で、名声を手に入れた一人の役者の内なる葛藤を描き出す。主演には、ブルー ドゥ シャネルのアンバサダーに就任した若手実力派俳優のティモシー・シャラメを迎えた。キャンペーンメッセージは「FIND YOUR BLUE, FIND YOURSELF」。本作を手掛けるにあたりスコセッシは「世界は変わった。有名人には、ある意味別の側面がある。この傾向は10年、15年前よりもさらに顕著になっている」と語っている。筋書き通りの人生を歩む有名人としての仮面をつけた人格と、内奥に潜むダークな人格。一人の役者の中で交錯する二つの人格が、白黒とカラーが入り混じる映像で表現されている。

ティモシーが作中に見せる美しくメランコリニックな表情は、ブルー ドゥ シャネルの多面的な世界と深く共鳴する。2015年に父親の後を継ぎシャネルのフレグランス クリエイションの指揮を執るオリヴィエ・ポルジュは、ブルー ドゥ シャネルについて「この香りには二面性があり、そこには際立ったフレッシュさと、ドラマティックに現れる官能的で力強い親密さが共存しています」と語っている。彼はシャネルの歴史上4人目の専属調香師として2018年にブルー ドゥ シャネル パルファムを創り出した。その香りの三重奏は、既成概念にとらわれない新しい形のマスキュリニティの象徴として登場し、常に前進し、現代のメンズフレグランスが喚起するものを再定義、幅広い魅力を押し広げてきた。虚飾を廃し、強くチャーミングな人柄の奥底にある“脆さ”を隠さぬ男性のペルソナの表現を、ブルー ドゥ シャネルは可能にするのである。

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PHOTOGRAPHY: MARIO SORRENTI

映画『君の名前で僕を呼んで』(2017)でオスカーにノミネートされるなど世界的ブレイクを果たし、近年でも『DUNE/デューン』シリーズや『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』など主演作が相次ぐティモシーは、今回のブルー ドゥ シャネルとのコラボレーションが自身にとって「最も重要なこと」だったと語った。

「映画製作と俳優業に情熱を注ぐ者として、映画との膨大で本質的な歴史を持つメゾンとコラボレーションすることは、私にとって最も重要なことでした。さらにシャネルは、現代のアメリカにおける最高の監督であるマーティン・スコセッシが手掛けたブルー ドゥ シャネルにインスパイアされた短編映画に取り組むという、信じられないような機会を私に与えてくれました」

ブルー ドゥ シャネルが物語る世界をティモシーはどのように捉えているのだろうか。

「映画やストーリーと同じように、香りとその背後にある物語を自由に解釈できるところが、ブルー ドゥ シャネルの特に気に入っているところです。繊細な主張と、それを身につける人の独自の解釈、そしてその香りによって最終的にどう感じるか、ということが重要なのです。それだけが重要で、私がどう考えるかはどうでもいいのです」

1995年ニューヨークに生まれたティモシーは、幼少期から祖父母が暮らすフランスに滞在することも多く、フランスの文化にも深い造詣を持つ。そんな彼が幼少期に出会った“香り”の記憶を、ティモシーは次のように語った。

「私の姉は、南仏のムージャンにあるロゼラ ハイタワーダンススクールで踊っていました。ある時、母が私たちをグラースのフレグランス製造所に連れて行ってくれたんです。私はその経験がとても気に入り、セダー ウッドの香りのルームスプレーを手に入れて、自分の寝室に持ち帰りました。うっかり服に吹きかけてしまい、その香りに圧倒されました。でもその時、自分の部屋の香りをキュレーションすることはクリエイティブな表現だと感じたのを鮮明に覚えています。それはとてもフランス的で、懐かしい感じがしました」

彼にとって“香り”とはいかなる意味を持つ存在なのか。

「まず思いつくのは、“アイデンティティ”です。今とても注目されている言葉です。クリエイティブな能力の強化や、枠にとらわれない自分のスタイルを確立することは何も新しいことではありませんが、それはソーシャル メディアによってより強化され続けています。今日ここに来る途中で考えていたのですが、香りとは視覚的なメディアでは伝わらないものです。香りは、クリエイティブな自己表現の最後の砦のひとつであって、視覚的な空間では商品化されていない。それは、服の肌触りが人と共有できないのと同じで、本当に自分だけのものなのです。玄関を出る前にフレグランスをつけるという儀式そのものに、考え抜かれた意図があると思います。ブルー ドゥ シャネルをつけることは、瞬時に意図的に自己を主張するようなことなのです」

視覚的な情報に溢れるこの時代に“香り”で自己表現をすること。その尊さと強さを、このブルー ドゥ シャネルのフィルムは問うているのかもしれない。

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ビハインド ザ シーン


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BLUE DE CHANEL
2010年に登場したシャネルのアイコニックなメンズ フレグランス。シャネルの3代目調香師であるジャック・ポルジュによって生み出されたこの香りは、時代を超越する意外性に満ち、確かな存在感を放つ。明るいシトラス ノートを強調したアロマティック ウッディの香りが、強さとエレガンスを兼ね備えた自由な男性を体現する。