【連載】音楽と巡る今日までの景色 VOL.02 HIMI

シンガーソングライターのHIMIがテクニクスの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」と共に辿る、人生の様々なシーンを彩った音楽の記憶
PHOTOGRAPHY: OTSUJI TAKAHIRO
STYLING: SHOHEI KASHIMA
HAIR&MAKE-UP: OHGIMOTO NAOYUKI
TEXT: SWITCH

音楽に溢れた日々の中で
見つけていった好きな音

俳優として、そしてミュージシャンとして活躍するHIMIの、音楽との邂逅は2歳にまで遡る。

「一番最初の音楽の記憶は、2歳くらいの時に親が持っていたDVDを観た、その記憶ですね。僕にとっての音楽は、そこから全部が始まったように思います。僕が最初に好きになったアーティストはマイケル・ジャクソンなんですが、マーヴィン・ゲイやジェームス・ブラウンの映像が入ったソウル特集のDVDを観ていて、そこにジャクソン5の映像も入っていたんです。ジャクソン5としてそこで踊って歌っていた人が、違うDVDではマイケル・ジャクソンとしてパフォーマンスをしていて。グルーヴも歌もめちゃくちゃ格好良くて、この人ヤバいなと衝撃を受けたのを覚えています。僕の音楽の記憶はそこからです」

マイケル・ジャクソンとの出会いで幕が上がったHIMIと音楽の物語。その後もHIMIは、父・浅野忠信と母・CHARAの影響を受けながら、様々な音楽に触れていく。

「四歳の頃に一度引っ越しているんですけど、引っ越してからはマイケルのCDを自分でかけてずっと聴いていました。小学生になると、車で流れていたスマッシング・パンプキンズにハマって。これは父ちゃんからの影響で、他にはダイナソーJr.とかボブ・マーリーも聴いていましたね。一方で母ちゃんはやっぱりソウルの人だから、ジェームス・ブラウンとかマイケルをよく聴いていて。あと、キース・ジャレットとか。僕はその二人の流すたくさんの音楽を聴いていく中で、自分の好きな音楽をひとつずつ見つけていったんです。そのうち見つけた音楽たちがリンクしていって、デヴィッド・ボウイに繋がっていったりとどんどん広がっていきました」

HIMIは昨年、PERIMETRONプロデューサーの西岡将太郎と共にクリエイティブ・レーベル「ASILIS」を立ち上げ、精力的に音楽活動を行っている。そんなHIMIに、最近の音楽との出会い方を訊いた。

「聴いていてまず心惹かれるのは、“いい声”なんです。身体の中心から出てきた声が響いている感じが好きで。最近は、シンガーだけではなくてプレイヤーにも興味があるんですが、トランペットでもギターでもそれは同じで、グルーヴがプレイヤー自身から出ている人が好き。どれだけその人が楽しく、自分の中から音を出しているのか、どれだけハジけているのか、なんです。性格的には優しい曲が好きなんですけど、でもグルーヴィーであることは絶対に必要で。最初にマイケルを好きになったのは、おそらくマイケルの全部がハジけていたからなんです」

そんなHIMIが今鳴らしたい音は、“素直な”サウンドだという。

「これまではネオソウルを意識したり、お洒落なサウンドを自分で作りたいと思いながらやっていたんです。でも今は、ジャンルを問わずにもっと素直な曲を作りたいなと思っていて。自分でも気づけていないほどの、自分の中の自然な音を出したいなと。その結果がネオソウルだったり、ソウル、ロックな音に聞こえるかもしれない。自然な流れで作れた音が最近はしっくりくるんです」

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響く音の全てを
聴き落とさぬように

時代やジャンルで絞るのではなく、シンガーやプレイヤーの声、グルーヴを軸に音楽を掘っていくというHIMI。そんな彼のお気に入りのリスニングスタイルは、大音量で流した音楽をイヤホンで聴くスタイルだ。

「曲を作るときはヘッドホンですけど、聴くのはいつもイヤホンで、かつ大きな音で聴くのが好きなんです。それは、どんな小さな音でも逃すことなく、全部の音をちゃんと聴きたいから。例えばPCやモニターについているスピーカーとかだと、全然聞こえない音域があったりするし、映画を観ていてもどこか臨場感が足りなかったりして。イヤホンだと大音量にもできるし、音が直に聞こえてくる感覚があっていいんです。電車に乗っている時とかガヤガヤしているところで聴く時にはノイズキャンセリング機能も使っています。今日つけたイヤホンはノイズキャンセリングの性能がめっちゃよかったです。アンビエント機能で周りの音の聴こえ具合も調整できるし、すごい高性能だなと思いました」

HIMIに体験してもらったのは、テクニクスの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」。本モデルは、耳におさまるサイズ感でありながらハイレゾに対応している他、環境音を遮断するノイズキャンセリング機能や、周囲の音を取り込めるアンビエント機能を搭載し、その加減はいずれも調整することが可能だ。さらに嬉しいのは、イヤーピースのサイズを7種類から選べるということ。

「ワイヤレスイヤホンってふとした時にポロっと耳から落ちてしまったりして、それが結構ストレスなんです。これは耳にフィットする感じがしたし、自分の耳に合ったサイズのイヤーピースをちゃんと選べることは大事ですね」

今回HIMIには、場所や記憶と紐づいた楽曲を6曲セレクトしてもらったが、そのうちの4曲が、人生に繰り返し訪れるふとした瞬間の景色と結びつけられている。

「天気に左右されて曲を選ぶことが多いんです。散歩に行って晴れていたらこの曲、とか、雨だったら車の中でこの曲、とか。毎日それの繰り返しというか。その時々の自分の気分とぴったりの曲を選んで、選んだ曲を何回も繰り返し聴いています」

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HIMI
1999年生まれ。シンガーソングライター。すべての曲の作詞・作曲を自身で行う。2021年リリース『Sun is going down』がSpotifyのグローバル公式プレイリスト「Chill Vibes」にピックアップされた

Tシャツ ¥12,980/ヴィンテージ(Noill:info@noill.jp)、メキシカンパーカー ¥20,680/ヴィンテージ(F:f_shimokitazawa)、レザージャケット ¥44,000/ヴィンテージ(THREE:03-5481-3832)、デニムパンツ ¥14,080/ヴィンテージ(iot:iottokyo.1590@gmail.com)、シューズ ¥18,480/ヴィンテージ(Caka:03-5738-8454)
撮影協力:品川プリンスホテルPacific DRIVE-IN

SELECTED by HIMI
6 SONGS FOR 6 SCENES with EAH-AZ60

幼少期からディープな音楽ライフを送ってきたHIMIの、日々の景色に寄り添う6つの楽曲

音楽と巡る今日までの景色 VOL.02 HIMI
WIRELESS EARPHONES
EAH-AZ60

今秋登場した「EAH-AZ60」は、小型かつパワフルな完全ワイヤレスイヤホン。TechnicsのHi-Fiオーディオ機器開発で培った音響技術を搭載し、ハイレゾ再生を実現。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能や2種類のアンビエントも搭載し、使用シーンに合わせた音楽の楽しみ方を提供してくれる。さらに通話音声の事前確認や周囲のノイズをカットし相手に声をクリアに届きやすくする“JustMyVoice”テクノロジーも搭載し、近年ニーズが高まる通話用途でも高いパフォーマンスを発揮する。詳しくはこちらへ