HARUKI MURAKAMI 9 STORIESについて

あの名作短篇が、漫画(バンドデシネ)として生まれ変わる。フランスのアーティストが世界に先駆けて、日本の読者に贈る、新しい村上ワールド!

HARUKI MURAKAMI 9 STORIES

このたび、スイッチ・パブリッシングは6月20日に『HARUKI MURAKAMI 9 STORIES パン屋再襲撃』という本を刊行しました。村上春樹の名作短篇の数々を、フランスの2人のアーティストが、漫画(バンドデシネ)にしたという、ちょっと変わったかたちの本となります。

著者名は以下の通り。

・原作:村上春樹
・翻案:Jc ドゥヴニ
・漫画:PMGL

(いま「翻案ってなに?」と思われたかもしれません。翻案とは物語を新しいかたち(今回は漫画)に合うように造り変えることをいいます。原作と比べるたのしみがありますね)。

村上さんの小説が漫画になるのは世界でも初めてのことで、さらに「バンドデシネ(フランスの漫画)」という、日本ではあまり馴染みのないジャンルでの刊行となります。

バンドデシネとはアメリカでいう「コミックス」、日本の「マンガ」と同じように、フランス語圏を中心にヨーロッパで発展した漫画の呼び方です。
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特徴的なのはアーティスティックな画風のフルカラー。​​
アメコミともちょっと違う、独特なタッチがありますね。

(え、聞いたことありませんでした?)

でも、おそらくみなさんもご存知、「タンタンの冒険」(作・エルジェ)は、実はバンドデシネ作品なのです。

日本の漫画家の中でも、大友克洋や、松本大洋、荒木飛呂彦の描く漫画も、フランスではバンドデシネとして受け入れられていたり、本当はすごく身近なジャンルなんです。

さらに、ルーヴル美術館の特別展、『ルーヴル No.9 漫画、9番目の芸術』が日本全国を巡回中したりと、これからさらにブームが広まっていくことが期待されます。

​そして2018年は記念すべき日仏友好160周年記念の年。バンドデシネ=漫画はフランスと日本の文化を繋ぐ架け橋になります。

村上さんの小説を読みたいけれど、敷居を高く感じてまだ読んだことのない方、漫画でなら読めるかも…….

その通り!

これはすべての漫画(バンドデシネ)ファン、本好きの方々へ贈る新しい本のたのしみかたです。

どうぞお楽しみに。

(あ!ちなみに「ナイン・ストーリーズ」というだけあって、全部で9タイトルを刊行します。特別にご紹介しますね)

HARUKI MURAKMI 9 STORIES
全9巻ラインナップ

パン屋再襲撃

かえるくん、東京を救う

シェエラザード

バースデイ・ガール

どこであれそれが見つかりそうな場所で

眠り

七番目の男

恋するザムザ

ハナレイ・ベイ
(刊行順序未定)