写真家 富永よしえが15年間にわたり
パティ・スミスを撮り続けた記録が1冊の写真集に

富永よしえ写真集『Patti Smith he doors of light』メイン

アメリカの詩人でありミュージシャンのパティ・スミスはニューヨーク・パンクシーンで台頭し、1970年代は「パティ・スミス・グループ」名義で活動、「パンクのゴッドマザー」と称された世界的アーティストである。

そんな彼女のオフィシャルフォトグラファーである写真家・富永よしえが2001年から2016年までにパティ・スミスを撮影した記憶と記録がついに1冊の写真集として結実します。



パティ・スミスプロフィール

パティ・スミス

ミュージシャン・詩人。1946年生まれ。シカゴ出身。ニューヨーク・パンクシーンで台頭し、1970年代は「パティ・スミス・グループ」名義で活動、「クイーン・オブ・パンク」とも称された。早くから詩や文学の方面にも進出し、それらをテーマにした創作活動を展開している


富永よしえ

写真家。1968年生まれ。90年代よりモード誌やカルチャー誌で活躍し、現在も広告写真を手がける傍ら、写真展や写真集の制作など精力的に活動


『the doors of light』サンプル

未だ出口の見えないコロナ禍において、いつの時代も人々に生きる力を与え続けてきたパティ・スミスの姿と言葉。伝説的なフジロックのライブフォトや、レコーディング風景、来日時のオフショットから自宅での姿など、ありのままで飾らないパティ・スミスと、その背中を追い続けた写真家・富永よしえの情熱をここに。

Special gift & Message

パティ・スミス特典プリント

△富永よしえサイン入りオリジナルプリント付き(254×203mm)。プリントは著者がプライベートでパティに会いに行った時のもの。


この写真は2007年5月の連休にパティ・スミスのニューヨークにある自宅を訪れた時の1枚です。その日、パティは人生において大切なことは何か、私に気づかせてくれました。クリエイティブな仕事は竜宮城に似ているかもしれません。無我夢中で仕事をし、ある時振り返ると残りの人生が少ない——


ニューヨークで見たパティは、アメリカの大型スーパー「Kマート」の袋を持って現れました。彼女の家は普通の人と同じような時間の流れがありながらも、カメラマンや映像作家が絶えず行き来していて、そこには見るからに20歳前後の優しそうなジャクソンとジェシーという彼女の子どももいました。私は一瞬にして、彼女は子どもの世話をしながら、詩を書き歌を歌い世界中へ届けていたことを感じ取りました。


私は、写真にのめり込むと熱中しすぎて私生活を忘れてしまう性格だったから、彼女のように強く生きたいと思いました。かけがえのない時間の終わりに「バイバイ、ヨシ」と、チャーミングな笑顔で私を見送ったパティ・スミスがネガに焼き付いていました。このプライベートなセッションがあったから、彼女のメッセージを今届けたいと思えるのかもしれません。


富永よしえ

『Patti Smith the doors of light』書影

パティ・スミス写真集
『the doors of light』

(数量限定サイン入りオリジナルプリント付)
著者:富永よしえ
ISBN:978-4-88418-558-9
価格 :20,000 円+税
A4 変 /224 ページ
2021年1月30日発売



パティ・スミススリーブケース

●特製ボックスにて発送します



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