紺野乃芙子さんのやちむんの皿

 

エビフライ

サクサク軽やかなエビフライ。
ぽんと添えられたタルタルソースは、
決してその形を崩さないようなかたさで
海老に凛と寄り添う

 

材料
海老(大正海老、クマ海老、ブラックタイガーなど)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8尾
塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
こしょう‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
レモン汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
小麦粉、溶き卵、パン粉‥‥‥‥ 適量
揚げ油(サラダ油にラードを混ぜる)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 適量

●タルタルソース
材料
卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2個
きゅうりのピクルス‥‥‥‥‥‥ 大1本
自家製マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ5〜6
ウスターソース‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
こしょう‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々
サラダ菜、レタス千切り、トマト、レモン、パセリなど
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 適宜

つくり方

・・・・・坂田阿希子のここがおいしいポイント

 

海老はしっぽの先を切りおとし、水分を包丁の刃先でしごき出す。背中に浅めに切れ目を入れてきれいに背わたをとり、腹の部分にななめに切り込みを入れながらまっすぐにする。

軽く塩、こしょうをしてレモン汁少々をふりかける。

全体に小麦粉をまぶし、余分な粉はおとす。溶き卵にくぐらせ、パン粉をつけて手でおさえる。

大きな海老なら生パン粉をたっぷりと。小さな海老なら細かいドライパン粉がおすすめ。ドライパン粉をフードプロセッサーにかけるか、厚手の保存袋などに入れて綿棒でつぶして細かくする。

170℃程度の揚げ油でこんがりと色づくまで揚げる。

タルタルソースを作る。卵は固ゆでにし、白身と黄身を分ける。黄身はスプーンなどでつぶし、白身は細かいみじん切りにしてからペーパータオルなどで水気をしぼる。ピクルスは細かくみじん切りする。卵とピクルスを合わせ、マヨネーズ、ウスターソース、塩、こしょうで味を調える。

お皿にサラダ菜、レタスの千切り、トマト、レモン、パセリなどを添え、エビフライを盛りつける。タルタルソースをたっぷりと添える。

 

●自家製マヨネーズ
材料
卵黄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1個分
酢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ1
塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ1/2
サラダ油(綿実油、米油など)‥ 500cc
熱湯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さじ4
砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ひとつまみ
白こしょう‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少々

 

ボウルに卵黄を溶きほぐし、酢、塩を加えて混ぜる。油を少しずつ細く垂らしながら泡立て器で一定方向に混ぜて乳化させていく。100cほど加えたら熱湯を小さじ1〜2杯加え、さらに油を加えていく。100cc入ったらまた熱湯を小さじ2杯ほど加える。

残りの油をさらに少しずつ加えて乳化させながら混ぜていく。最後に味をみて砂糖をひとつまみ、こしょうを加えて出来上がり。

 

☞ 本文はSWITCH Vol.40 No.4でぜひご覧ください