2025年9月20日より画家、イラストレーター黒田征太郎が北九州市立美術館で初めての回顧展を開催する。今年、86歳を迎えた黒田征太郎の功績を刻み、後世へと伝える展覧会のタイトルは「絵でできること」だ。
黒田征太郎の創作は、終戦直後鉛筆とクレヨンを手にした少年時代からはじまり、現在まで描く手が止まったことはない。自由な線と色彩で描かれる、脈打つような生命力を帯びた作品の圧倒的な数。溢れ出る衝動を絵筆にのせて、全身で絵を描く姿は、見るものに勇気を与えてくれる。作品数は優に20万点は超え、今なお描き続けている黒田こそが画狂人なのだ。
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