【5組10名様ご招待】芸術から建築へ——開館60周年を迎える国立西洋美術館で「ル・コルビュジエ」展

2月19日より東京・上野の国立西洋美術館で「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ー ピュリスムの時代」が開催される。

国立西洋美術館開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ー ピュリスムの時代』

パリ、ジャコブ通りの自宅におけるル・コルビュジエと《多数のオブジェのある静物》(部分)1923年 – パリ、ル・コルビュジエ財団 ©FLC/ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 B0365

20世紀建築界の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計し、日本人の弟子たちによって完成した国立西洋美術館本館。今回の展示は、同美術館の開館60周年を記念したもの。ル・コルビュジエが芸術の都パリで「ピュリスム(純粋主義)」運動を推進した約10年に焦点を当て、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面に渡った彼の活動を振り返る内容となっている。

絵画から建築へ

現在ではフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並び、「近代建築の三大巨匠」にも数えられるル・コルビュジエ。その活動原点は画家シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)にまで立ち返ることができる。1918年末、故郷・スイスを離れた青年ジャンヌレは、パリの地において画家のアメデ・オザンファンとともに、近代の精神を表現する新しい芸術「ピュリスム」を宣言する。

近代生活が科学法則に基づくこと同様に、芸術においても普遍的な規則性を取り入れることを主張した彼らは、比例と幾何学によるピュリスム絵画を追求する。1920年創刊の雑誌『エスプリ・ヌーヴォー(新精神)』では、さらにその概念を拡大し、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」を、芸術だけでなく生活のあらゆる分野に浸透させることを訴えた。同誌においてジャンヌレは「ル・コルビュジエ」のペンネームで建築論の連載を行い、それは画家ジャンヌレが近代建築の旗手「ル・コルビュジエ」として飛躍するきっかけともなった。

展示の見どころ

展示では建築家ル・コルビュジエとしての活動の原点とも呼べるピュリスム運動期の彼自身や同時代の作家たちの作品。そしてピュリスムの運動にも大きな影響を与えた先達たちによるキュビズムの作品を展示することで、ル・コルビュジエが生きた当時のパリの前衛芸術の環境を再現した。さらに、1920年代の絵画、建築、都市計画、インテリア・デザインなどの作品群を通し、ル・コルビュジエがどのように当時の環境を受け入れ、昇華をしていったのかといった変遷も辿ることができる。

出品作家:シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエ)/アメデ・オザンファン/パブロ・ピカソ/ジョルジュ・ブラック/フェルナン・レジェ/フアン・グリス/アンリ・ローランス/ジャック・リプシッツ

国立西洋美術館開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ー ピュリスムの時代』
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戦後間もない日本において、「近代の精神の集約し普及する拠点」として設計された国立西洋美術館は、2016年にユネスコ世界文化遺産にも登録され、開館から半世紀以上を経た現在でも、日本の西洋美術、ひいては美術全体の発展・普及の場として多くの人に愛されている。

ル・コルビュジエの願いから生まれた特別な空間で、彼自身のルーツに触れることができる貴重な機会。ぜひ足を運んでみよう。

展示会情報

展覧会名: ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ー ピュリスムの時代
会期: 2019年2月19日(火)―5月19日(日)
会場: 国立西洋美術館
開館時間: 9:30 ─ 17:30( 金・土は20:00まで/最終入館は閉館の30分前まで)
休館日: 月曜日(ただし3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
入場料: 一般 1,600円(1,400円*)/大学生 1,200円(1,000円*)/高校生 800円(600円*)/中学生以下無料
*前売/団体料金(団体は20名以上)

残数わずか!コラボトートバック付き前売り券(税込4,200円)

国立西洋美術館「ル・コルビュジエ」展

展覧会オリジナルデザインの「CINQPOINTS(サンクポワン)×ル・コルビュジエ展のコラボトートバッグ」と前売一般券1枚がセットになったお得なチケットも枚数限定で好評発売中だ。CINQPOINTS(サンクポワン)は、建築家が「Play with Architecture」をコンセプトに手がけるフランスのブランド。ル・コルビュジエの提唱したモダニズム建築の5原則、サンク・ポワン(5points)を冠している。前売券のご購入はこちらから。

【トートバッグのメッセージ (ル・コルビュジエの言葉)】
「建築は光のもとで繰り広げられる、巧みで正確で壮麗なボリュームの戯れである。」
出典:Le Corbusier “In Vers l’architecture” 1924

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*締め切り:2019年2月12日